CRM250用チェーンスライダープロテクターを作ってみた。(回顧禄)

CNCフライス

スイングアームを塗装してチェーンアジャスターでスイングアームに傷が付くのが気になって制作しました。当時はフライスをNC化して間もなかったため、簡単な形状でNCフライス加工の練習でもありました。 フライスを購入する前は、ステカでカーボン柄のカッティングシートを切り出し使用していましたが、本物のカーボンプレートを切り出して作ってみました。

まずは寸法測定です。

気のすむまで寸法を測定したら、これをCADで図面化します。

2DCADで図面化

まずは2DCAD(製図ソフト)で図面化します。

製図ソフトは、ネット上で無料で使える物が多数存在します。

私は、AR_CADなるソフトを使わせていただいております。

CAMソフト(Cut2D)でGコード化

AR_CADで図面を作って、CAMソフト(Cut2D 有料)に読み込ませてGコードを作ります。

CAMソフトが作ったGコードを、NCフライス盤をコントロールする切削ソフトウェアに読み込ませて

加工していきます。  ↓はCAMソフト(Cut2D)のインターフェースです。

切削風景

カーボンを切り出すのに適したエンドミルとエンドミル回転数、送り速度等、適した条件を調整しない

と、端部がささくれになったりします。

少しささくれが出てしまいましたが、仕上げ(端部に手作業でペーパーがけ)すれば大丈夫でした。

1mm圧のカーボンプレートなので、丁寧に切り出すこととして、

2パス(エンドミルを1回0.5mmの深さで2回走らせる)で切り出しましたが

それほど時間はかかりません。

フィッティング

どれほど丁寧に採寸しても、合わせてみて駄目なケースが多いですが、今回は上手く行ったようです。

完成(装着状況)

コメント

タイトルとURLをコピーしました