長年放置したCRM250ARをレストアした際、忘備録&自己満足のために撮影した、500枚の写真を使って記事を書いています。13回目は、コンデンサーユニット修理編です。
PGMユニット故障のため、電源系統もチェックしていきます。
コンデンサーユニットの点検
コンデンサーの点検は、サービスマニュアル14-11ページに掲載されていますが、
ホンダが指定するテスター興和製テスター07411-0020000デジタル式なる物が必要とされています。
指定されたテスターを購入するより、新品のコンデンサーを購入した方が早いと思い、
調べましたが、お値段なんと10,300円(パーツリストに記載された現役当時の値段です。)
今在庫があったとしても、結構な金額になるかと思います。
ちなみに部品番号は 31700-KAE-711 コンデンサーユニットです。
分解してみました
右側が純正のコンデンサー 左側が新品コンデンサーです。
純正コンデンサーは、ニチコン製、10000㎌ 105℃ 50WV です。
これに近いコンデンサーを探しました。↓
LGU1H103MELC ニチコン アルミ電解コンデンサ,スナップイン端子 50V dc 10000μF 1個 ニチコン 【通販モノタロウ】 (monotaro.com)
コンデンサーのお値段839円(2023年2月16日現在)
コネクターはこちらです。↓
元のゴム製のカバーを壊さずに分解して、新しいコンデンサーと入れ替え、
シリコンコーキングで封入します。(写真なくてごめんなさい)
2年経過して
施工して2年経過しています。
まあ、ツーリングユースですので、それほどの距離は乗っていませんが、USB電源の追加やETCの追加
によりノーマル時より負荷が増している状態です。
結果は良好です。皆さんも試してみては如何でしょうか。
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