11回目は、ガソリンコックOH編です。
現在は、互換品がアマゾンで買えますので、ここまで手がかかることはしなくても良いのですが、
私がレストア作業した時期は、修理するしか方法がありませんでした。
カシメ外し
ガソリンコックはフェースプレートがカシメられていて非分解構造になっています。
まずは、カシメを削り飛ばします。
フェースプレートに傷を付けたくないので、前回購入したフライスに固定して加工します。
ネジを切り
カシメが外れたら、今度はM3でネジを切っていきます。
加工完了
コック内のゴム部品を交換します。
ガソリン漏れは、↑写真の4つ穴の開いたゴム部品の劣化により発生します。
作業当時は、CRM250用のリペアキット(社外)が販売されていましたが、
記事作成時は見かけなくなっています。
おそらくアッセンブリーの互換品が出回っているので、売れなくなったんだと思います。
完成
無事燃料漏れがなくなりました。
カシメの頭を落とすのと、直径5mmカシメのセンターに垂直に2.6mmの穴をあける必要があり
正確に加工物を固定出来ないハンドドリルでは、むずかしいと思います。
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