6回目は、フロントマスターシリンダーOH編です。
現在はもっとタッチの良い、縦型マスターシリンダーに交換していますが、レストア作業時は、
新車のフルノーマルを目指していました。
このため、長年の走行&雨ざらしでボロボロになったマスターシリンダーもオーバーホールしました。
まずは、筐体を分解してアルミ部分のサンドブラストです。
今回は、小物で数量も少ないので、自宅でブラストしてみました。
衣装ケースで簡易的なブースを作り、使用したのが、こんなやつ↓
昔は申し少し高かったような気がしますが、今は1500円程で購入できますね。
マスキング
ブラストを打つ前に、マスキングをしないといけません。
マスキングに役立ったのが、以前から持っていたこちら↓
本来ステッカーを作るために使うものですが、我が家では、マスキングテープの切り出しや、
ガスケットの切り出し(最後まで切れないので手直しが必要ですが・・・)に利用しています。
マスキング済み ブラスト前
↓こんな風にマスキングします。 ブラストメディアに対するマスキングなので、
マスキングテープより厚いカッティングシートが大活躍です。
ブラスト後
ブラストメディアにアルミナを使ったので、梨地になります。
ネジ部にブラストかからないように、いらないネジをねじ込んでブラストします。
クリアー塗装
梨地のままだと格好悪いので、軽くクリアー塗装しました。
新品に近づいたんじゃないでしょうか。
窓交換
フロントマスターに付いているブレーキオイル量を確認する窓(これなんていうのでしょうか)
が劣化して汚いので交換しました。
これCRM250ARのパーツリストでは、単品販売がなく、フロントマスターシリンダーの筐体と
アッセンブリーで購入するしか方法がありません。
このため、近所のレッドバロンにノギスを持ち込んでサイズを測らせてもらい、近いサイズの物をいく
つか入手し、下記が使えることがわかりました。
品番45515-MA6-006
古い窓は、アクリル?樹脂製で、ドリルで穴開けて引っ張るととれますが、
外側の金属製の輪っかが意外と頑固でした。
無理にこじりたくなかってので、試行錯誤の末、私はこれで外しました。
ご注意 ↓この部品は「45515-MA6-006」に内包されていませんので、壊さないように‼
オーバーホールキット
マスターシリンダーのオーバーホールキットは、純正が入手可能でした。
45530-KJ1-701が純正品番です。
送料がかかりますが、アマゾンでも売っています。
完成
ボルト類も新品にしました。品番は、
96001-06022-00 ボルトフランジ6×22
93600-04012-1G スクリューフラット 4×12 各々2本必要です。
ちなみにマスターシリンダーキャップは、手に入りませんでした。
なお、この色でない物だとありそうです。
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