5回目は、エンジン部品の手配編です。
部品が手に入らない
2014年当時、この際だからと全部新品に~ というわけにいきませんでした。
新車時から、20年近く経過していること、巷では環境に悪いとされる
2ストロークエンジンであることから、ホンダさんも部品の供給は乏しいようで
注文出来れば御の字ですが、パーツリスト記載の値段より高額でした。(TT)
新品が手に入らなかったピストンと、かろうじて手に入ったピストンリング・ピストンピンは、
シリンダー、RCバルブ等とまとめてハイパーモリショット加工をしました。
お世話になったお店→モータースポーツ | WPC処理®の不二WPC (fujiwpc.co.jp)
RCバルブの写真は、撮影していないようでみあたりませんでした。
2023年現在では、社外品ですが、↓のような商品が出ていますね。
入手困難クランクベアリング情報
純正のクランクベアリングが手に入らず、仕方がないのでネットを駆使して同じサイズの物を検索
内径28mm×外径72mm×厚み18mm
91001-KCN-003 ← ホンダ CB223Sのクランクベアリング
91002-RAS-003 ← ホンダ シビック(四輪)の何処かのベアリング
91001-KFG-013 ← ホンダ フォルッア(ビクスク)のクランクベアリング
用途的に一番近そうな「91001-KCN-003」を使っています。
今のところ問題なしですが、自己責任でお願いします。
JIS規格に基づく部品の探し方
ボルト・ワッシャー・ベアリング・O リング・オイルシール等、JIS規格に基づく部品は、
ホンダ純正パーツが廃版となっても大丈夫です。
オイルシールが廃版(TT)なんて時には、スズキの「純正部品希望小売価格(税抜き)表」が
とても便利です。
販売店向けの冊子のうようで、正式な入手方法は不明ですが私はヤフオクで購入しました。
なお、ホンダ車は、独自規格のベアリング、オイルシールも存在しますのでこの方法が万能なわけで
はありません。
この記事を書いている時に知ったのですが、公式がPDFで公開していました。 →<8AF3965D8FAC948489BF8A69955C5F93C18B4095D250444694C58DEC90AC5F967B94D497705F95C097F1955C8B4C94C55F414C4C956994D491CE899E5F3230313831302E786C7378> (suzukimarine.co.jp)
上記PDF 137ページ「規格・標準部品」が、目的のページとなります。
品名の後のカッコ書きにサイズが記されています。
ちなみにボルトは、175ページあたりから、ベアリングは、215ページあたりから、
Oリング、オイルシールも同様にサイズが掲載されています。
ガスケットはこれで一括入手
純正ガスケットをちまちま買うより断然お得です。
OH後に1年程乗っていますが、耐久性・品質も今のところ問題なしです。
クラッチカバー塗装
前回ブラストした腰下のカバー類は、自家塗装しました。
何時もは、缶スプレーですが、気合を入れてスプレーガン塗装してみました。
純正色と多少違ってしまいましたが満足です。
L側カバー、上手く塗れたので是非自慢したかったのですがの写真が見つかりませんでした。(TT)
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